今回はSNSで話題になっていた植松努さんの感動のスピーチを紹介していきます。
植松さんは下町ロケットのモデルとなった人物です。
植松努さんのスピーチ
まず、スピーチ動画をご覧ください👍
20分があっという間に過ぎませんでしたか?
私は何気なくこの動画を見始めたんですけど、気付けば最後まで集中して内容を聞いていました。
心に残ったフレーズをまとめつつスピーチに対して思ったことを書いていきます。
思うは招く
私たちは何かを始めるときに、出来るかな、出来なかったらどうしようって考えがち。
そして、ダメだろうなと思えば本当に上手くいかないし、自分はできるはずだと信じてあらゆる方法を模索すると案外うまくいったりします。
だから、この思うは招くという考え方は私たちが生きていく上で重要なものだと思います。
お金があったら本を買うべき
「本を買って得た知識は誰にも取られないし、新しいものを生み出す力にもなる」
お金が紙くずになったことを経験したからこその植松さんのおばあさんの言葉ですよね。
世界恐慌がわかりやすい例ですが、お金の価値は常に変動していて何か大きな出来事によって無価値なモノにもなり得ます。
一方、本から学んだ知識はずっと自分の中にあり続けるし、その知識が人生を明るく照らしてくれることもあるでしょう。
私は、本を読む習慣がなかったのですが、このスピーチを聞いて毎日少しでも本を読むようにしたいと思いました。
今出来ないことを追いかけることが夢
夢は叶いそうなことを見るのではなく、いま出来ないことを追いかけてるのが夢ではないかと植松さんは言っていました。
これまで、偉業を成し遂げてきた人々は他人に夢の実現は到底不可能だと言われてきた人達だらけでしょう。
やったことがない人間に絶対無理だ、なんて言われる筋合いはないし出来るかできないか決めるのは私たちですよね。
ちょっと手を伸ばせば届くようなことだけが夢じゃないと思いました。
将来楽をするために勉強するべきじゃない
植松さんは、「安定していて楽をしてお金をもらえる会社」に入るために勉強して能力を身に付けるべきじゃないと言ってました。
せっかく勉強して得た知識を、なるべく使わず楽に生きていくことはもったいないことだと。
言われてみれば確かにその通りですよね。
たくさん勉強して、良い大学を出て、良い会社に就職して楽に暮らす、というのが私たち日本人の成功のテンプレートのように長い間言われてきましたが、本当に幸せなのは、頑張って身に付けた能力をフルに使って自分のやりたいことを実現することだと思いました。
全員が身に付けた能力を使わず、楽して生活していたら社会は崩壊するでしょう。
逆に身に付けた能力を使って努力したことは、きっと世の中の為になることが多いと思います。
だから、良い会社に入って楽をするために勉強するのではなくて、自分や世の中の為にするものだと気付かさせました。
自信と可能性を奪う「どーせ無理」という言葉
植松さんはこの「どーせ無理」をなにもしなくて済んでしまう恐ろしい言葉だと表現しました。
自信をなくすと、「お金で自信を買う」「自慢をする」「人を見下す」「努力を邪魔する」といった行動を取ってしまう人がいるそうです。失った自信を他人から奪うために、、、
私たちにも、身近に一人二人こういった人がいますよね。
また、植松さんの会社に来たアフリカの方々の話も衝撃的でした。
アフリカの人々の間に蔓延した「どーせ無理」という考えが暴力で人からモノを奪う行動につながっているという、、、
本当にこの「どーせ無理」という言葉は恐ろしい威力を持っていると感じました。
実際に「どーせ無理」が口癖になっていた教師に小学生の植松さんも自信と可能性を奪われていたようです。
きっとこの教師もなにか夢があって、けどそれがやっぱり叶わないとわかったときに絶望して、他人の夢に対して「どーせ無理」と言ってしまったんでしょう。
「どーせ無理」という言葉は病原体のように人から人へ伝染していくものかもしれません。
私たちがなにかをやろうとしたときに、周りの人間に「どーせ無理」という呪文をかけられたら頑張ろうという気持ちが失せますよね。
逆に応援してもらえれば、頑張る力も湧いてきます。
この動画を見終わった瞬間から、私たちが「どーせ無理」という言葉を使わず、逆に上手くいくための方法を粘り強く模索できるようになれば世界は少し変わるかもしれませんね。
人は足りないからこそ助け合える
人はみなそれぞれ欠けているものがあり、その欠けている部分を補い合うために協力をする。
たしかに、全員が全員完成された人間ならば、だれも助け合うことはしないですよね。
人と人との出会いには必ず意味がある。(私とこの記事を読んでくれている方にもかな。。)
一見マイナスに思えることも考え方次第でプラスになるんですね。!(^^)!
「どーせ無理」という言葉に負けてはいけない
この20分の動画で生きていくために大切なことが凝縮されていました。
本を読むことや夢を持つことの大切さ、そして「どーせ無理」という言葉の恐ろしさなどについて。
2019年6月現在でも再生回数は350万回を超えていますがもっともっと多くの人がこの動画を見て「どーせ無理」という言葉に負けない人が多くなればいいなと思います。
【植松努さんの書籍一覧】