今回はdigitechのharedwireシリーズの一つ、CM-2 tube overdriveについてレビューしていきます。
CM-2 tube overdriveとは
digitech社が販売してるhardwireという「トゥルーバイパス」「高電圧オペレーション回路」「耐久性に優れたシャーシ」「コントロールしやすいノブ」を備えたエフェクターシリーズのうちの一つです。
うたい文句には、「クリーンサウンドに微妙なゲインを加えたい時や、真空管アンプのゲインをブース トしたい時にも重宝する」とあります。
主な仕様
- lebel,high,low,gainの4つのノブとclassicモードとmodifiedモードの切り替えスイッチを搭載
- トゥルーバイパス
- ノブを固定したままにできるストンプロック、フットスイッチ蛍光ステッカー、ペダルをボードに固定できるテープの3つが付属される
- 電源は9V アルカリ乾電池、または、PS200R 9VDC アダプター
- 重量521g
使ってみた感想
Tube Overdriveという名前だけあってTube Screamerのあの独特な鼻づまり音を彷彿とさせる音を感じることができます。
音作りの幅が非常に広いので、Tube Screamerを全体的により高性能にしたエフェクターだと思います。
中音域に音が密集しているので、digitechの説明通り、真空管アンプの音をブーストさせてソロを弾くと最高!(‘◇’)ゞ
いい感じに音が太くなり、美味しい部分がグッと持ち上がります。
いつも使ってるセッティングはこんな感じ↓
lowとhighのレンジも広く、ゲインも深くかけられて幅広い音作りができるのでクリーン設定のアンプに歪み用として使うのもありかと思います。
その場合カラッとした感じの音になります。
トゥルーバイパスなのもうれしいですね。さすがハイエンドモデル!
classicモードはシンプルなクランチサウンドなのでバッキングに、modifiedモードはより深く歪みサスティンも伸びるのでソロに使ってます。
付属のストンプロックも便利です。
エフェクタ―ボードに入れて移動するとノブが回ったりすることがあるのでこういった気遣いがあるのは良いと思います。
また、ふたは側面にあるピンをギターシールドの先端で押すと簡単に開きます。
わざわざドライバーを使わなくても済むので出先でも電池交換が可能👍
CM-2はTube Screamerの進化系エフェクター
CM-2 tube overdriveは中音域をブーストするサウンドなので、特に真空管アンプにマッチするエフェクターです。
ノブの効きも非常に良くclassicモードとmodifiedモードの切り替えもでき、幅広いジャンルに対応可能。
これ一台+真空管アンプでほとんど他のエフェクターいらないかもって思うほど心地よいブーストをしてくれます。
ストンプロックなどの便利な付属品もついていてプレイヤー視点で丁寧に作られていると感じるので、おすすめの一台です♪