今回は定番シューズ「ニューバランス フレッシュフォーム 880 V6」を実際に履いて歩いてみた経験を元に、レビュー・評価を書いていきます。
本記事の内容
- スペックの紹介
- 使われているテクノロジーを解説
- 履き心地・歩きやすさ・サイズ感などのレビュー
- 比較するべき競合シューズの紹介
詳細情報を盛り込みつつ、実際に履いてみてわかったレビューを詳しく書いていくので、使用感を知りたい方はご覧ください。
では、早速紹介していきます。
ニューバランス フレッシュフォーム MW880/WW880 V6のスペック
素材 | アッパー/天然皮革、合成繊維 アウトソール/ゴム底 |
サイズ | MW880(ユニセックス)⇒24~30㎝ WW880(レディース)⇒22~26.5㎝ |
880シリーズの幅(ワイズ)のラインナップ/MW880とWW880の違い
ニューバランス880はユニセックス(男女兼用)の「MW880」(足幅2E&4E)と、レディース用の「WW880」(足幅D&2E)があります。

MW880とWW880の違いは幅の広さ。
WW880の方が細めに作られている。
WW880は26.5㎝まであり、幅Dが欲しい男性も選べる仕様。
WW880の方が細めな作りなだけで、外見のデザインやカラー展開はMW880もWW880も同じです。(ブラック、ホワイト、ピンク)

ラベルにも「MW880」や「WW880」とは書いておらず、「880」とだけ書いてある。
ニューバランス 880 V6とV5の違い
880はV6とV5が売られていますが、2つの違いはミッドソールにあります。
V6はニューバランス最高のクッション性能を持つ「フレッシュフォーム」(FRESH FORM)、V5は「レブライト」(REVLITE)がそれぞれ使われています。

フレッシュフォームの方がクッション性が高く、体に優しいとされている。
ニューバランスの最新テクノロジー。
「880 V6」と「880 X V14」の違い
「ニューバランス 880 V6」に似た名前に「ニューバランス 880 X V14」がありますが、こちらはウォーキング用ではなく、ランニング用なので、間違えないようにしましょう。

名前に「X」が付くとランニング用になる。
ウォーキング用とランニング用は作りが全然違う。
重さ:25㎝/Dで片足約【262g】
WW880の25㎝/Dは左足約261g、右足約263gでした。

25㎝のシューズだと300gくらいが平均だから、だいぶ軽め。
ニューバランス 880 V6のサイズ感
880はやや広めのサイズ感の印象。
しかもD、2E、4Eの3種類あり、足幅が細めの方はD、標準的な幅なら2E、幅広甲高な足なら4Eといったようにベストフィットな幅を選びやすいと思います。

割と広めなサイズ感というレビューが多い。
880の内寸: 25㎝/Dで縦が約25.5㎝、横が9.1㎝
測定したところ、880(ワイズD)の内寸は25cmで縦が25.5㎝、横が9.1㎝でした。
長さは標準的、幅は広めの設計です。
解説動画
解説動画はコチラ↓(10分辺りから880の説明をしています)
ニューバランス 880 V6を実際に履いてみてわかった感想レビュー
次に使用感・レビューを10項目に分けて書いていきます。
履き心地の柔らかさ:9~9.5/10点
柔らかめの履き心地。
ソフトな感触で快適です。

まったくどこも痛くない。
良い。
フィット感の強さ:8.5/10点
フィット感は良好。
適度に締まった感じがありつつ、キツ過ぎないです。

ピッタリフィット。
安定感:9/10点
安定感は優秀。
しっかりと足を支えるパーツ(ヒールカウンター)がかかと部分に搭載されていて、足がブレにくいと思います。

履き心地の柔らかさがありつつ、キチンと安定感も備えている。
クッション性:9/10
アウトソール&ミッドソールの反発力は素晴らしい。
心地良いクッション性を感じやすいです。

膝や腰に優しそうな履き心地。
フレッシュフォームが搭載されてないニューバランスの373と履き比べてみましたが、やはり880の方が柔らかい感じがしました。

フレッシュフォームがないと若干板っぽい履き心地。
歩きやすさ:9.5/10点
歩きやすさはトップクラス。
ニューバランスのウォーキング特化モデルということもあり、履き心地の柔らかさ、フィット感、安定感、クッション性、軽さのどれもが高水準だと思います。

特に普段ウォーキング用のシューズを履いていないなら、非常に歩きやすく感じるはず。
多くのユーザーから歩きやすさを賞賛されている。
また、アウトソールには滑りにくさがウリの「Nグリップ」を搭載しているので、滑って転んだりしにくい仕様。
歩きやすさを最重視する方にはイチオシです。
素材の質感:8.5/10点
素材の質感はまあまあ。
高級感溢れている感じはしないですが、天然皮革を使っているので、味わいのある質感だと思います。
軽量性:9/10点
軽量性は優秀。
軽くて疲れにくいと思います。

良い。
コスパ:9/10点
コスパは良い。
トップクラスの履き心地&歩きやすさがあり、なおかつお手頃価格なので、手に取りやすいと思います。

ニューバランスの中では中間的な価格設定。
もっと安いの方が良いなら373辺りが向いている。
デザイン性:8.5~9/10点
デザインの良さは「良い」辺り。
シンプルな見た目なので、超カッコいい感じやダサい感じも特にしないです。

普通のウォーキングシューズという印象。
ただ、好きな人はとても好きなデザインの模様。
おすすめ度:9.5/10
おすすめ度は9.5点。
履き心地が良く、歩きやすく、価格も良心的なので、幅広い層に向いていると思います。

最高のウォーキングシューズだと思う。
歩きやすさが魅力のニューバランスの定番が欲しいならおすすめ。
比較するべき類似・競合テニスシューズの紹介
ライバルシューズを紹介していきます。
ニューバランス CM996
ニューバランスの最定番シューズ。
996は880よりも細めの作りなので、よりカチッとしたスタイリッシュな服装に合うタイプです。

足幅はDのみ。
クラシカルなフォルム。
ウォーキング特化の「880」と比べると歩きやすさという点ではやや負けますが、その代わりにデザインのラインナップが非常に多く、好みの色を選びやすいメリットがあります。

あくまで880と比べたら歩きやすさが負けるというだけであって、996もウォーキングシューズの中ではトップクラスの性能を誇る。

ニューバランス U574 ML574 WL574
996に次ぐ定番シューズ。
996と性能は近いですが、574は996より少しアウトソールが硬い代わりに、価格が安く、幅もユニセックスD&2E、レディースBから選べる仕様となっています。

574はオフロード(未舗装道路)用に作られていて、砂利道などでも歩けるように少し靴底が屈強な設計になっている。
※574はユニセックスモデルにU574とML574の2つがありますが、靴の型や性能は同じであり、どちらも男女兼用モデル。(U574は幅Dのみ)
2023年以降に品番がML574からU574に切り替わっているので、ML574は少し前のデザインとなっています。

市場に出回っているML574が無くなり次第、ユニセックスモデルはU574だけになる模様。

ニューバランス ML373 WL373
880、996、574に次ぐ定番シューズ。
履き心地や安定感、クッション性などは880や996、574に負けますが、その代わりに価格が安く、軽く、幅もユニセックス2EとDとレディースBがあります。

ニューバランスの普及版モデル。
373も結構人気。

ニューバランス 880 V6はこんな人におすすめ
- 柔らかめの履き心地が好きな人
- 幅D、2E、4Eの中から選びたい人
- 歩きやすさ重視の人
- クッション性重視の人
- 安定感重視の人
- フィット感重視の人
- 滑りにくさ重視の人
- コスパ重視の人
こんな人には向いてない
- 超安い靴が欲しい人
まとめ:歩きやすさがトップクラスのニューバランスの定番モデル
本記事では「ニューバランス フレッシュフォーム 880 V6」のレビューを、スペックや詳細情報を交えつつ紹介してきました。

柔らかめの履き心地、歩きやすさ、優れたクッション性能、幅のラインナップの多さが特徴的な定番シューズ!
ニューバランスが誇る最高のウォーキングシューズを使いたい方には合っていると思うので、試してみることをおすすめします。
今回紹介したシューズ用品一覧